2010年10月31日日曜日

Some Fun Stuff and Serious Stuff

Happy Halloween!!!


GOOD:
Steven Johnson: Where Good Ideas Come From (FORA.tv Video)
http://fora.tv/2010/10/11/Steven_Johnson_Where_Good_Ideas_Come_From#fullprogram


FUN:
Photos Show Beauty Lurking Under the Microscope 10/28/2010  (Der Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,725857,00.html


Unpopular Science (Christoph Niemann, NYT, via MNS)
http://niemann.blogs.nytimes.com/2010/10/25/unpopular-science/


SERIOUS:
Iraq War Logs (Der Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/international/topic/iraq_war_logs/


Why the US is failing in Afghanistan
http://www.democracynow.org/2010/10/29/killing_reconciliation_military_raids_backing_of
So, why don't we hear about this? Is SDF going there as an ally?

2010年10月30日土曜日

Barak Obama氏がThe Daily Show with Jon Stewartに出演

日本ではおそらく、Jon Stewartについては今日まではほとんど知られていないと思うが、今日以降は何か変わるかも知れないと思っている。

オバマ大統領が10月27日のThe Daily Show With Jon Stewartに出演した。ネットでThe Daily Showは良く見ている。米国の政治や状況をある程度知らないと、見ても面白くはないとおもうが、Lawrence Summersについてのやり取りなど面白かった。



The Daily Show With Jon Stewart: October 27, 2010 - Barack Obama
http://www.thedailyshow.com/full-episodes/wed-october-27-2010-barack-obama


オバマさんのことは置いておいて、Jon Stewartという人は、いったい何者なんだろうと思う。The Daily Show自体はニュースのパロディ番組で、Jon Stewartは自称コメディアンでありがなら、大きな影響力をもっている。Timeが何年か前にやった「最も信頼するニュースキャスターは誰か」という調査では、大手のテレビネットワークの看板ニュースキャスターたちをさしおいて、トップに名前があがった。Bush政権の時はどうだったか知らないが、Obama政権の要人たちのかなりが実はこの番組を見ているのではないかと思っている。


Jon Stewartの呼びかけで、米国の首都Washington, D.C.のNational Mall(Martin Luther King氏が有名なスピーチを行った場所)で、日本時間の今日これから"Rally to Restore Sanity" (Live) という集会/デモがある。いったい何人集まるかわからないし、政治的イベントではないとのStewartの触れ込みだが、いったい何があるのか注目している。何があるのか知らずに、行くと言っている人が凄い数になっているということだ。


このポストの最後に、Jon StewartがBarak Obamaに最初に聞いた質問を引用したい。この意味を考えてほしいと思う。日本でも、誰に投げかけたらいいのかわからないが、問うてみたい質問だ。


Are we the people we were waiting for?
or
Does it turn out those people are still out there and we don't have their number?


2010年10月28日木曜日

アメリカが先行しているのか日本が進んでいるのか

落ちる所まで落ちそうな、どうしようもない経済、真摯な努力が全く見えない政治、白を黒として恥じない司法、読者や視聴者は顧客だとは思っていないメディアの状況に関して。長らく日本はアメリカの後を追っているかと思っていたが、既に追い越して久しいのかも。いくら温厚そうだといわれるボクでも、密かに怒りを押さえるのに苦労する。非力な個人としては、どうすればいいんだ。混沌の範囲外にアンテナを伸ばして、少なくとも知っておく事だけは、意識してやろうと思う。英語にこだわっているのは、一つにはそのためだ。いざという時のポータブルな「保険」でもある。ボクくらいの年になるとその意義はだんだん薄れてくるが。


日本に関していろいろ具体的に言う事は、差し障りがありそうなので、バークレーのRobert Reich教授のブログを引用しておこう。


The secret big-money takeover of America
http://blogs.berkeley.edu/2010/10/08/the-secret-big-money-takeover-of-america/


The perfect storm and our receding democracy
http://blogs.berkeley.edu/2010/10/19/the-perfect-storm-and-our-receding-democracy/


One sentence quote:
As Martin Luther King once said, the greatest tragedy is “not the strident clamor of the bad people, but the appalling silence of the good people.”

2010年10月21日木曜日

Appleの発表で最重要ポイントはMac App Store

新型MacBook AirとかiLife '11は当然の進化であって、確かにいいけれども、インパクトは無い。


今回の10月20日のAppleの発表の最重要ポイントはMac App Storeだと思う。それも単に、iPad/iPhoneと同じようにMac用のAppがオンラインで買えるようになるという点では無い。


隠れた最重要ポイントは、PCとしてのMacにインストールされるソフトウエアの管理のされ方が劇的に変わる第一歩が始まったということだ。Developer関係の情報は何も見ていないので、これまでの経緯からの予測でしかないが、大きな変化の始まりだと思う。また、Apple以外でこれを大々的かつ、そ〜っとこのようなシステムのroll out始めたところは無いように思う。(MSはPalladiumとかでやろうとして失敗。)


よく知られているように、iPad/iPhoneには暗号鍵でのロックと署名がされたAppしかインストールできない。当分はまだ、MacOS X Lionで今までのように普通に作られたAppがインストールできなくなるわけでは無いと思うが、少なくともAppleの審査を受けて、Mac App Storeを通して売られるAppは既にそうなる準備は出来ているはずだ。


そんなに遠くない将来、ある時点でAppleがスイッチをオンにすれば、MacOS X上で実行されるAppは、Appleの審査を通過して、暗号鍵でのロックと署名がついたものだけに限定される可能性はかなりあるのではないだろうか。あるいは、"Safe Mode"の一つの形として、そういうオプションをオンにすると、署名の無いAppは動かなくなるとか。


Appleは見えない所で、着々と準備を進めている。Androidとそれと同系列の名前の思い出せないOSは、そうした機構の準備は全く無いように見える、何でもアリの世界。今のWindowsの世界と同様に、ウイルスや、スパイウエアがはびこる世界になったとしても、全く不思議は無い。それを根本的に防ぐことは、まったく考慮されていない。一部製品では、ちょっとでもおかしな事をしようとすると、初期状態に強制的に戻されるものがあるようだが、それではね。


App Storeの世界は、ちょっと窮屈な世界だけれど、そうならざるを得ないだろう。PCのソフトウエア管理の点で、インストールされてしまった悪質なソフトをAppleが後日に一括で強制削除できるメカニズムの組み込みが、Mac App Storeで始まることになる。


完全に人ごとではあるけれど、他のPCメーカ、携帯メーカ、Androidを使っているメーカ、Microsoft、どうするんだろう。

2010年10月13日水曜日

John le Carréの最後のインタビュー?

Exclusive Interview: British Novelist John le Carré on the Iraq War, Corporate Power, the Exploitation of Africa and His New Novel, "Our Kind of Traitor"


http://www.democracynow.org/2010/10/11/exclusive_british_novelist_john_le_carr


British novelist John le Carré, the pen name of David Cornwell.
彼の22冊目の小説。過去にMI5, MI6のスパイだった人。


本はほとんど読まないボクは、彼のことは何も知らなかった。彼の書いた本が日本語に翻訳されているかも知らない。おそらく、出版されたばかりの"Our Kind of Traitor"も彼の他の小説も読む事はないだろう。だけど、このインタビューでの彼の話し方、静かだけれど intense。 圧倒される。


米国でも、John le Carréが住む英国でも、日本でも、これらの国の国内でも、外国に行ってやっていることでも、なぜ、絶望的なくらい本当にひどいことが多いのだろう。ボクは自分で自分は楽天家だと思うのだが、それでも最近の世の中を思うとき、本当に気が滅入る。研究のことを考えている時は、忘れていられるが。


彼が言うには、まだ元気なので、これからも本はどんどん書くつもりだが、公開の場で話しをするということは、もうこれで終わりにするということだ。この最後のインタビュー、ちょっと気になったので、全く知らない人だったが聞いて良かったと思う。

2010年10月5日火曜日

親子で作る自家製宇宙船

これはスゴイです。HDビデオカメラと位置計測用の無線付きGPS受信機としてiPhoneを載せた気球を父と5歳くらいの子供たちが打ち上げて、宇宙へ。


高度30km位、空が暗くなるまで上昇。気球が破裂して落下。回収。そのビデオが下のURLにあります。


注意:勝手にやらないこと。米国ではFAAのライセンスの取得の必要ありです。日本では許可されるかどうかも不明。


Homemade Spacecraft
http://vimeo.com/15091562

2010年10月3日日曜日

Jarrett, Peacock, DeJohnette in Kobe

もう1週間前だが、9月26日(日)、神戸国際会館であったKeith Jarrett, Gary Peacock, Jack DeJohnetteのコンサートに行ってきた。実はJazzはほとんど知らないのだが、好きだ。スイングジャーナルとか、名前は知っていたが読んだ事はなかったし、コルトレーンなど歴史的に有名なプレーヤーのCDやファイルは持っていない。ただ、ここ8年くらいはKeith Jarrettのソロと上の3人のコンサートが関西であった時には欠かさず聞きに出かけた。今回が一番よかったと思う。


2セット目の、2、3、4曲目が本当に良かった。特に2セット目の3番目の曲。一番emotionがこもっていて、涙がでてきてしまった。ライブのCDが出ればぜひ買いたいと思う。写真はコンサート後、ロビーに張り出された曲名リストだが、この曲の名前が空白になっている。鯉沼ミュージックのHPでも、3日間くらい「確認中」となっていた。今は確認が取れたらしく、この曲は "Answer Me, My Love" という名前だ。iTunesで検索して聞いてみると、たしかに何件かヒットするが、同じ曲だとはわからない。


どういう曲をどの順番でやるのかは、トリオのメンバーであるPeacockとDeJohnetteも含めてJarrett以外の誰も知らないことが普通だそうだが、standardsと言われる曲であっても、Jazzをよく知っているはずの主催者でも分からない事が普通だということに、ホッとする。だから、別に曲名がわからなくてもいいんだよね。Standardsにインスパイアされた曲であっても、実は彼の頭の中に流れてくる音楽は別のものになっているのだろう。それも遥かに美しい。二度と繰り返される事がない美しい音楽をその場で聞けたということをとても幸せに思う。


Keith Jarrettの曲を初めて聞いたのは、大学生のころ、多分1978年の頃のKoln Concertだったと思う。1982年頃Standards Vol. 1, 2のLPを買った。LPは重いので2000年に帰国する前にgarage saleでプレーヤとステレオともに全部処分してきた。iTunes Storeから買い直したりしている。ただ、CDは持って返って来た。1990年代からiPod/iTunesが出る2001年まで、音楽からは遠ざかっていたが、手持ちCDを全部入れてみたら、昔はどうも好きになれなかった曲が、今はとても気に入った曲になったりしている。


初めて実際にKeith Jarrettのコンサートに行ったのは、その当時大学院生だった U.C. BerkeleyのZellerbach Auditoriumでのソロコンサートだった。年は覚えていないが、1980年代の初め。最後のencore曲が Over the Rainbow だったのは覚えている。


3人は、それぞれ65歳、75歳、68歳。
セット2の2曲目の後、Gary Peacockが舞台裏からだれか(鯉沼さん?)を呼び出して、何か訴えていた。ボクの席からは会話の内容はわからなかったが、1階席の訛りの無い英語を話す誰か(S)が突然:


S: You are all fired.
と言った。ビックリすると同時に、どうなるかと固唾をのんだ。


Jarrett: Then, I guess this will be our last concert. We burn out.
   (...Several seconds of silence...)
S: Please stay around a little longer.
Jarrett: We burn slowly...


こう言って、表情は見えなかったが、おそらくニコッとしてJarrettは美しい3曲目を弾き始めたのだと思う。(最後のコンサートというのは、買い言葉であって、本気ではないと思う。「(いずれはburn outするにしても)ボクらゆっくり燃えるから...」というのがそれを否定している。If I am completely off, please correct me.)


アンコール曲は2曲。最後の曲の前に、例のS氏:
S: You guys are international treasure!
これには、全く同感。


来日してくれるなら、今後も何度でもコンサートに聞きにでかけるつもりだ。うっかりコンサート情報を見落とさないように、気をつけるつもりだが、来日が決まったら気がついた人知らせて下さい。


P.S.
今回、もう一つ良かったのは、携帯の着メロを流してしまうバカがいなかったこと。前回のソロコンサートではとんでもないことに、間抜けな着メロが二度と繰り返す事ができない美しい音楽を流産させてしまった。

Web 2.0 Expo New York 2010がおもしろい

O'Reilly MediaとTechWebがプロデュースしたWeb 2.0 Expo New York 2010のトーク40人分がYouTubeに置いてあっておもしろい。全部legalというか、O'Reilleyがアップし、プレイリストになっている。
http://www.youtube.com/view_play_list?p=6F97A6F4BA797FB3
タイトルは、いまとなっては賞味期限切れのWeb2.0が入っているが、内容はWeb関連に留まらなくて、もっと広い。いくつか見た中から、お勧めのトークは:


縮こまりがちで、夢や元気が欲しい人は
Tim O'Reilly, "Thinking Hard About the Future"
http://www.youtube.com/watch?v=3637xFBvkYg&p=6F97A6F4BA797FB3
を。


Appleの成功の秘密の一端を知りたい人は
John Gruber, "Apple and the Open Web"
http://www.youtube.com/watch?v=Qss5RnD7wK8&p=6F97A6F4BA797FB3
を。Cloud computingに移行すれば、ユーザが使うシステムではブラウザさえ走ればOKかというと、そうではない、というのが一つの彼の考察。同感。
John GruberのDaring Fireballというブログはいつもチェックしているサイトの一つ
http://daringfireball.net/


Wow!というのは
Rana Sobhany -- DJ with iPads
http://www.youtube.com/watch?v=e0FVUSWNYV4&feature=fvwk
をお勧めする。


とても全部を今日見るわけにはいかないが、いずれそのうち。


大部分が10分程度のtalkだが、みんな気合いが入っている。こういう話し方を盗むつもりで見るのも良いと、自分のこととして思う。ゼミの発表も、このくらいの気合いはいれてほしい。